ネタ切れ、ですねぇ [5.1chサラウンド]
最近は、なかなか5.1chネタがありません。
とはいえ、何にも発売されていない訳でもなく、ブログに書いたようにChicagoの1stや
Lou Reed「Matal Machine Music」の5.1chは予定通り発売されています。
なぜ買わないか?
買う気がしないのです。
とはいえ、何にも発売されていない訳でもなく、ブログに書いたようにChicagoの1stや
Lou Reed「Matal Machine Music」の5.1chは予定通り発売されています。
なぜ買わないか?
買う気がしないのです。
1966年(昭和41年)の頃 [60年代]
実は1966年7月に来日したJohn Coltraneのコンサート、私、父に連れられて行きました。
しかし、やかましかっただけで、覚えているのはでっかい黒人だったことくらいです。でも名前なんて覚えていなくて、よくよく考えたらColtraneだったんだろうと思うのです。
しかし、やかましかっただけで、覚えているのはでっかい黒人だったことくらいです。でも名前なんて覚えていなくて、よくよく考えたらColtraneだったんだろうと思うのです。
ノーザン・ソングス - 誰がビートルズの林檎をかじったのか [The Beatles]
ノーザン・ソングス 誰がビートルズの林檎をかじったのか(単行本)
- 作者: ブライアン・サウソール
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック・エンタテイメント
- 発売日: 2010/03/29
- メディア: 単行本
またまた発売のThe Beatles関連の書籍。またか、ですが買ってしまうのです。
今回は注目の音楽著作権の中でも出版の著作権にスポットを当て、誰もが知るThe Beatlesの楽曲そのものが主人公となってお話が進みますから、著作権ビジネスの実態がよく分かります。ここまで詳しく書いたものは無かったと思います。だから買って読まないといけません、と勝手に自己満足。
著作権のスタートがフランスで、どのようにビジネスが発展したか、俯瞰的な説明に始まり、大まかな経緯は知られているものの、興味深いNorthern Songsの内情が露になっています。著作権ビジネスの深さ、恐ろしさが分かりますね。
The Beatlesが、それまでの作詞者、作曲者、歌手、演奏家という分業の様式とは違う自作自演だったこと、世界的な大ヒットにより歴史的な巨額の著作権使用料が発生したことが、ある意味いろいろな不幸も生み出してしまったと言えるでしょう。ポイントは最初の契約。誰が騙したのか?騙されたのか?、誰もが知る関係者ばかりが登場しますので「犯人探し」もおもしろいです。
やがて論点は一人の「著作権」を持っていないロック史上最強の「著作者」、Paul McCartneyのお話に進みます。現在も精力的にコンサート活動を続けるPaulは、コンサートの度に自作のThe Beatlesの曲を歌うと著作権使用の事務手続きを行い、料金を支払う。でも支払った料金の一部しか「著作者」の自分には戻って来ないという構図。歌えば歌うほど現在の著作権者「ソニー・パブリッシング」が儲かるということ。これが悲しい現実なのです。
Michael Jacksonの死亡によってLennon=McCartneyの著作権がどうなっていくのか、何しろ世界一の巨額の権利ですから、私には関係ないとはいえ、今後の経緯はちょっと気になります。
『Hotel California』を聴く。集める。 [70年代]
Nick Decaro 「Italian Graphity」 [70年代]
Miles Davis 「Bitches Brew」 [4チャンネル]
最近はあれこれとMilesを読み聴く機会が増えていました。聴き直し、読み直しという感じで、ちょっと忘れかけていたことを思い出したり、気付いてみたりです。
思い出した本が中山康樹「Bitches Brew - エレクトリック・マイルスのすべて」、1994年、発売25周年の発行でした。
読んだのは一度切り、本自体の存在を忘れていましたから、しばらく復習として読み直していました。今読むと、断片的な情報が巧く繋がり、流れが整理されて納得するばかりでした。15年前はちょっと情報不足、勉強不足だったことは否めません。「エレクトリック・マイルス」の全体を俯瞰するには絶好の一冊であることを再認識した次第です。
思い出した本が中山康樹「Bitches Brew - エレクトリック・マイルスのすべて」、1994年、発売25周年の発行でした。
左:日本盤SQ4ch、右:US SQ4ch
読んだのは一度切り、本自体の存在を忘れていましたから、しばらく復習として読み直していました。今読むと、断片的な情報が巧く繋がり、流れが整理されて納得するばかりでした。15年前はちょっと情報不足、勉強不足だったことは否めません。「エレクトリック・マイルス」の全体を俯瞰するには絶好の一冊であることを再認識した次第です。
商売上手のPeter Gabriel [HD Audio]
参った、参った。
告知通り、Peter Gabrielのウェブから48k/24-bitのDLが可能になっています。
モノは試し、とパスワードを手に入れるためにわざわざCDを買ってアクセスしたら、こんな表示。
「DOWNLOAD ALL TRACKS 16-bit FLAC Apple Lossless 24-bit FLAC」
なぁ〜んだ、全部DLできるじゃないか!
Apple Losslessを買った意味は無し!!!
説明を見落としたかなぁ…。つまりはCDさえ1枚買えば、三種類のファイルがDLできるということです。うまい商売をやるもんです。
購入を検討中の方、参考にしてください。
「Single」として「Digi 45」、つまり配信だけで「The Boy In The Bubble / Biko」をiTunesからリリース[こちら]。「Biko」を歌うのはPaul Simon。
こんなシステムがこれからのメインになっていくんでしょうね。
でもDLしたファイルはコピー制限は無さそうなので、やり方によっては無限大に増殖するはず。いろいろと影響を考えるとちょっと怖くなるのも事実です。
音楽ビジネス、どこへ行く・・・
「マイルスの夏、1969」中山康樹 [本]
またまた発売、中山先生のマイルス本です。
違う出版社から少し前にこちらも出て、また違う出版社からも。
出版社が違えども時代順にシリーズになっていて、次は「1972年の夏〜On The Corner」の予定だそうです。
マイルスもザッパも作品数が多く、かつ音楽性は変化して行きましたから、時代により好き嫌いが出てしまいますが、私がいちばん好きなマイルスの時代、それが今回の本の時代、1969年前後の時代です。
King CrimsonのDVD-Audio、「Islands」と「Beat」 [5.1chサラウンド]
King CrimsonのDVD-Audioシリーズ、今年の発売は「Islands」と「Beat」から始まるようです。
[HMVのページ]
WHDからの情報を得て掲載したようで、2010年2月27日現在、それ以外のウェブにはまだ発表はありません。
King CrimsonのHP [2010年2月27日現在更新なし]
[HMVのページ]
WHDからの情報を得て掲載したようで、2010年2月27日現在、それ以外のウェブにはまだ発表はありません。
King CrimsonのHP [2010年2月27日現在更新なし]
Peter Gabriel「Scratch My Back」 [HD Audio]
「背中を掻いてくれ…」…どこが痒いの?
Peter Gabriel久々の新作は意表を付くカバー集。
Gabrielは音、音響にこだわりが強く、5.1chにも積極的なので、新作も5.1chバージョンが出るのか、動向をジッと見守っていましたが、どうやら今回のリリースは無さそう。でも突然出る可能性もなきにしもあらず。
その代わりといっては変ですが、Apple LosslessでのDLが用意されています。ボーナストラックを含み£7.99(約1140円)。同内容の限定版CDが2800円くらい。
日本盤はボーナストラックなしの通常盤で2500円。この価格差…。
さぁ、いよいよパッケージか、それとも高音質か、選択が現実になりました。