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LPの掘り出し物 [4チャンネル]

ネットオークションが普及して、いわゆる「掘り出し物」を見つけること、手に入れる機会はすっかり減ってしまいました。旅行先のレコード屋を回るのは何が出てくるか非常に新鮮で、ワクワクしながらエサ箱を漁ったのは昔の話。最近はすっかり「相場価格」になってしまっています。

ネットオークションも開始価格は安くても、ファンの検索は精度が高いようで、必ずと言っていいほど見つけられて、ほどほどの金額に上がってしまいます。検索に引っ掛からなければ「掘り出し物」となる可能性もあるのですが、世間は甘くありません。

先日は運良く「掘り出し物」が二枚、手に入りました。まず4chの一枚…。

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Dave Masonの4ch [4チャンネル]

紙ジャケットCDの発売もほとんど一回りして、売れ筋作品で残されたものは少なくなって来ているようです。今月はDave MasonのCBS時代の作品が紙ジャケットで発売。私にはもう興味の薄い紙ジャケットですが、彼の作品にスポットライトが当たるのは嬉しいことです。

注目されないのは4ch。Dave Masonは3枚のSQ方式4chを発売しています。でも日本未発売。私が4chの存在を知ったのはもう20世紀の終わりでした。25年以上、四半世紀も遅れをとってしまったということです。
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もっと早く聴いておきかった…


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Miles Davis 「Bitches Brew」 [4チャンネル]

最近はあれこれとMilesを読み聴く機会が増えていました。聴き直し、読み直しという感じで、ちょっと忘れかけていたことを思い出したり、気付いてみたりです。
思い出した本が中山康樹「Bitches Brew - エレクトリック・マイルスのすべて」、1994年、発売25周年の発行でした。
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左:日本盤SQ4ch、右:US SQ4ch

読んだのは一度切り、本自体の存在を忘れていましたから、しばらく復習として読み直していました。今読むと、断片的な情報が巧く繋がり、流れが整理されて納得するばかりでした。15年前はちょっと情報不足、勉強不足だったことは否めません。「エレクトリック・マイルス」の全体を俯瞰するには絶好の一冊であることを再認識した次第です。

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Art Garfunkel 『Angel Clare』 [4チャンネル]

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


今年はアナログ4chのお話を少しずつ増やして行きたいと思っています。
新年の最初って、何となく迷いますね。選んでみたのはArt Garfunkel『Angel Clare(天使の歌声)』。
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2chステレオは1973年9月発売。4chSQは翌年、1974年春に発売されたようです。日本発売はなし。相方のPaul Simonの『1st』『ひとりごと』のSQは日本発売(1974年3月)されたのですが、どうして『Angel Clare』は見送られたのでしょうか? 評価も売上も良かったと思うのですが。

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Absolute Elsewhere『 In Search of Ancient Gods』 [4チャンネル]

全ての4chレコードを集めようとは思わないのですが、まだ数枚、手に入れてみたいものが残っています。その内の1枚、Absolute Elsewhere『In Search of Ancient Gods』(UK Waner K2 56192)が見つかりました。CD-4方式の4ch。数少ないイギリス発売の4chレコードです。Bill Brufordが参加していることが注目されるのですが、当時売れなかったのか、通常2chもなかなかお目にかかることはありません。丸窓付きの特殊ジャケットということもあり、結構良い値段で取引されています。
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キャンディーズの4chがSACDマルチに [4チャンネル]

キャンディーズのすべてのLPが紙ジャケット仕様でCD化されることになりました。

キャンディーズ・タイムカプセル

キャンディーズ・タイムカプセル

  • アーティスト: キャンディーズ
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct(Japan)Inc.(SME)(M)
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: CD


何と[Hybrid SACD]仕様というのが注目ですが...。

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『ドラキュラ』の4ch [4チャンネル]

長い間探していてもなかなか見つからないものが意外なことろで見つかること、あるものですね。
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『Hammer Presents DRACULA』(Q4 TWOA 5001)。UK盤では珍しい4chです。

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OST『Jaws』CD-4 [4チャンネル]

長い間レコードやCDを買ってきましたが、ここ10年くらいは中古レコード店に行っても欲しくなるものが皆無に近くなってしまいました。欲しいものはほぼ手に入っていることが最大の理由ですが、いわゆる掘出し物に出会うことがなくなってしまったのです。思いがけず見つけたものが相場よりも安かった時の感動は、ディスクを集める者に取ってこれ以上ない至福の瞬間です。これを味わいたくて各地の中古店を回るのですが、最近はくたびれ儲けばかりで、何の成果もなく、お付き合いで買う程のモノさえなくお店を出ることばかりです。それでも欲しいモノ、探しているモノが全くない訳ではないので、旅先で時間があればお店を見つけては掘出し物を探したくなる、この習性は簡単には変わりそうにありません。

それは何故か、20件に1回くらい、掘出し物が見つかるからなんですね、年に1回か2回(笑)。
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先日見つけたのがこの『Jaws』の4ch。やっと、やっと見つかりました。

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「4チャンネル」とは、本当に音がいいのでしょうか? [4チャンネル]

そもそも「4チャンネル」とは一体全体どのようなものなのでしょうか。
1970年代、正式には「4チャンネル・ステレオ」と呼ばれていた、従来の2chステレオにリアの2chを加えたアナログ方式のサラウンド再生システムとその音源ソフト(レコードとテープ)の総称です。読み方は「ふぉーちゃんねる」と読むのが当時の常識で「よんちゃんねる」と読むのは当時を知らない若い方が多いようです。日本テレビの別称などテレビチャンネルの「よんちゃんねる」とか「よんちゃん」という呼び方にも影響があると思います。
英語では「Quadraphonic」略して「Quadra」とか「Quad」という、ラテン語が語源の「4」が使われていました。読み方(英語を日本語に表記するのは難しいですが)はそれぞれ「くぉどらふぉにっく」「くぉどら」「くぉど」あるいは「くぉーど」と読みます。オーディオメーカにQuadという会社があり「クォード」という日本表記で知られています。Appleコンピューターが「Quadra」という機種を日本語表記「クァドラ」で発売した影響なのか「クァドラ」と読む方も少なくありません。いずれにせよ「クァドラ」も「ふぉーちゃんねる」も英語では通じません(笑)。

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