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「マイルスの夏、1969」中山康樹 [本]


マイルスの夏、1969 (扶桑社新書)

マイルスの夏、1969 (扶桑社新書)

  • 作者: 中山 康樹
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2010/01/30
  • メディア: 新書


またまた発売、中山先生のマイルス本です。

マイルス・デイヴィス青の時代 (集英社新書 523F)

マイルス・デイヴィス青の時代 (集英社新書 523F)

  • 作者: 中山 康樹
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/12/16
  • メディア: 新書


違う出版社から少し前にこちらも出て、また違う出版社からも。

マイルスvsコルトレーン (文春新書)

マイルスvsコルトレーン (文春新書)

  • 作者: 中山 康樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/02/20
  • メディア: 新書


出版社が違えども時代順にシリーズになっていて、次は「1972年の夏〜On The Corner」の予定だそうです。

マイルスもザッパも作品数が多く、かつ音楽性は変化して行きましたから、時代により好き嫌いが出てしまいますが、私がいちばん好きなマイルスの時代、それが今回の本の時代、1969年前後の時代です。

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デジタル時代の音楽 [本]

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本棚を整理していたら、こんな本がありました。
発行日は、左から1998年、1999年、2005年。
どれも買った時、一度しか読んでいませんでしたから、久しぶりに読み直してみました。今読んでも非常に考えさせられる内容でした。ほとんど忘れていた自分がちょっと情けない。

いちばん印象に残ったのは、真中の「レコードの虚像(ウソ)と実像(ホント)」。帯の通り、グールドとチェリビダッケの創作活動を軸に、レコード音楽(本ではウソ)とコンサート(本ではホント)の本質を探ります。クラシックファンであればご存知だと思いますが、グールドはコンサートを否定してレコーディングのみに創作を貫いたピアニストで、チェリビダッケは、逆にレコーディングを信じることなく拒否し、コンサートこそ音楽であると徹底的に信念を貫き通した指揮者です。二人にカラヤンを絡めれば、戦後のクラシック音楽の芸術表現と音楽家の信念が浮き彫りになります。


チェリビダッケって、誰だっけ?


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音楽と本 [本]

本屋へ行くと、またこんな本が。

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「ロック大図鑑UK3大バンドのすべて」。

ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーのレコードが満載です。何とも魅力的な1800円。内容からすると割安感があります。

ザ・ビートルズはともかく、私はザ・ローリング・ストーンズもザ・フーもそれほど好きではないので眺めるだけでまあ満足。たぶん、すべてのオリジナルの画像が集まっていると思います。壮観です。とりあえず書店で手に取ってご覧ください。

ザ・ビートルズのシングルは、カンパニー・スリーブ付きで出ています。この「1st」の特定は難しそうですが、例の「バイブル」とほぼ(何せ立ち読みなので)同じのようでした。

いちばん興味深かったのは…、

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中山康樹「ビートルズとアメリカ・ロック史—フォーク・ロックの時代」 [本]

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書店にあったので立ち読みしたところ、「American Pie」からお話がスタート。何となく嬉しくなって買ってしまいました。

非常に視点が新鮮で、私の中でバラバラだった情報がきれいに整理されました。

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「ビートルズから始まるロック名盤」中山康樹 [本]


ビートルズから始まるロック名盤 (講談社文庫)

ビートルズから始まるロック名盤 (講談社文庫)

  • 作者: 中山 康樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/09/15
  • メディア: 文庫


中を読んでから買おうと思っていたんですが、なかなか見つけることができず、やっと今日、手に取ることができました。

買う決め手になったのは、Zappaの「Hot Rats」とThe Bee Gees「Odessa」が取り上げられていたからです。

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「俺のロック・ステディ」花村萬月 [本]

ちょっと読みたい本があって本屋へ出掛けたのですが、探している本は無かったものの、こんな本を見つけました。

俺のロック・ステディ (集英社新書 503F)

俺のロック・ステディ (集英社新書 503F)

  • 作者: 花村 萬月
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/07/17
  • メディア: 新書

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村上春樹の新作長編小説「1Q84」 [本]

「初版」という言葉には、弱い。非常に弱いのです。

村上春樹の新作長編小説「1Q84」は29日の発売前に各5万部の増刷を決めたそうです。初版部数は1巻が20万部、2巻が18万部。

レコードの初版にも弱いですが、書籍の初版にもこだわりがあり、買う時には初版かどうか、必ずチェックしてしまいます。レコードと違って、書籍ははっきりと日付が表示してあるので潔いです。発売後、しばらくして話題になると増版になっている場合が多く、その時は意地になって初版を探しまわったことがかなりありました。以前は文庫は絶対に買わず、必ずハードカバーの初版を買い続けていたんですが、最近は文庫がほとんど。理由は、ハードカバーは電車の中では読みにくいから、です。初版を買うのは、愛する筒井康隆先生のみになってしまいました。

確かに30年くらい前までは書籍の初版は売却する時に有利だったのですが、今ではほとんど意味がないそうで、以前、引っ越しの時に処分した時も初版の価値はありませんでした。「Dr. スランプ」や「ドラゴンボール」は全巻初版だったし、「ゴルゴ13」も70号以降はほとんど初版だったんですけどねぇ。

さて「1Q84」、どうしましょうか(笑)。

同じ村上春樹の「ノルウェイの森」が映画化が決まっています。来年公開予定なのでそろそろ本を読み直そうと思って当時買ったハードカバーを引っ張り出してみましたが、上下どちらも初版の一ヶ月後の「第三版」(笑)。
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話題になった後に買ったんでしょうね、初版を買い損ねておりますが、「第三版」のこの帯は初版と同じなのでしょうか(笑)。処分するんだったら来年の映画公開の頃かな?
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ヤードバーズ 伝説を超えた伝説 [本]

yardbirds.jpg相変わらずロック関連の本が出版されています。でもYardbirdsのものは日本では初めてではないのでしょうか。

原版は2002年の発売で、「The Band That Launched Eric Clapton, Jeff Beck and Jimmy Page」という原題。三人のギタリストに話題が集まるのは致し方ありませんが、それ以外のメンバーにも多くのページを割いているのが嬉しい一冊です。








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ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか [本]

最近は5.1chのいい音楽ソフトがありません。発売されるすべてを買っている訳でもないし、冨田勲の新作など、興味があってもまだ買っていないものも数枚あります。The Beatlesにも期待していたんですが、少なくとも今年中の発売は無さそうです。いや、もう無理なのかもしれません。

一方、ロック関係の本は毎月のように新作が発売されます。まだまだネタは切れないようです。

ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか (幻冬舎新書)

ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか (幻冬舎新書)

  • 作者: 中山 康樹
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 新書


またまた中山康樹先生が新作を書き上げました。

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