ネタ切れ、ですねぇ [5.1chサラウンド]
最近は、なかなか5.1chネタがありません。
とはいえ、何にも発売されていない訳でもなく、ブログに書いたようにChicagoの1stや
Lou Reed「Matal Machine Music」の5.1chは予定通り発売されています。
なぜ買わないか?
買う気がしないのです。
まずChicago。音源がSQ4chと同じということで、だったら意味がないのです。この4chミックスは良くない。嫌い。おもしろくない。
Chicagoは4chに積極的で、10枚目までの内、ライブの4枚目以外をSQで発売しているのですが、不思議なことに日本では1枚も発売されていません。日本での人気を考えると理由が分かりませんが、CBSソニーの担当者が4chに興味が無かったんでしょうね、きっと。サラウンドの音作りは大体同じ傾向で、つまりどれもおもしろくないんですね、私にとって。最大の理由は、ブラスが一つのトラック、もしくは2トラック(つまりステレオ)にまとまっていて分離できていないこと。最大の特徴であるブラスに掛け合いが無く、サラウンドになっていないのは致命的。従ってリアの効果が不足しています。ステレオを想定したレコーディングのため、わざわざ3人のブラスを分ける必然性はなかったのでしょう。仕方がありませんが、残念です。
それにどうもChicagoの「アルバム」は苦手で、シングル以外が退屈。長い。で飽きるのです。1stには「Question 67/68」という大好きな曲がありますが、ちゃんと聴けるのはここまで。
Chicagoは次の2ndと「V」がDVD-Audioで発売済ですが、「長い夜」や「Saturday In The Park」などのヒット曲には惹かれるものの、やはりアルバム全体は私にはちょっと辛いのであります。3枚の中では「V」がまあ聴けるかなぁという感じです。これが彼らにとって最初のナンバー1アルバムでもあります。
そしてLou Reed「Matal Machine Music」。
やっぱり聴きたくないなぁ。これも4chミックスをそのままだし。ま、ミックスを変えられたとしても絶対に気付かないでしょうが。Chicagoもこれも専用サイトからの発売で価格も高いし、送料も高めというのも癪に障ります。何かとついでに、という買い方も出来ません。
さてKing Crimsonはどうなっているのやら? こんな調子だと残り全部の今年中の発売は厳しそうです。順調に遅れているようです。
あとMiles Davisの「Sketch Of Spain」と「Prince」のSACD5.1chの発売が予定されています。この2枚は3tr録音なのでちょっと期待薄なんですが、こっちは聴いてみたいものです。でもどうしてこの2枚なの? SQ4chで発売されていた「Bitches Brew」とか「Live-Evil」の方が絶対にいい出来なのに発売にはなりません。
5.1chではありませんが、ユニバーサル・ジャパンは、いよいよ奥の手、[ SHM-SACDを発売 ]します。理論上の最高音質ディスク、ということになります。
【第1回 2010年6月23日発売ーロック/ポップス 10タイトル】@¥4500
「レット・イット・ブリード/ザ・ローリング・ストーンズ」
「フーズ・ネクスト/ザ・フー」
「いとしのレイラ/デレク・アンド・ドミノス」■
「461オーシャン・ブールヴァード/エリック・クラプトン」■
「童夢+2/ザ・ムーディー・ブルース」■
「彩(エイジャ)/スティーリー・ダン」
「シンクロニシティー/ポリス」
「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド & ニコ/ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」
「フィルモア・イースト・ライヴ/オールマン・ブラザーズ・バンド」■
「ホワッツ・ゴーイン・オン/マーヴィン・ゲイ」
日本のマニアの興味は紙ジャケット仕様かどうか?らしいですが、そんなことはもうどうでもよくって、何度も何度も何度も再発売されているものばかりです。
ユニバーサルが方針を変更して再度SACD発売を開始することは歓迎ですが、今回のSACDは2ch音源のみというのは何という出し惜しみ。■印の4枚はSACD5.1chで既に発売されたタイトルですから、今後、再発売が予想できます。もちろん金額も高くして差別化を図ることでしょう。そこまでして買替え、買い足しをアピールする販売戦略は消費者に受け入れられるのでしょうか?
私が唯一気になったのはSteely Dan「Aja」。これは初めてSACD化されることになります。でもこれ以上の聴き較べにどれくらいの価値があるのか、私には想像できません。でも評論家や音楽誌、オーディオ誌は大絶賛するんでしょうね、きっと。
「史上最高音質音源の登場」と。
とはいえ、何にも発売されていない訳でもなく、ブログに書いたようにChicagoの1stや
Lou Reed「Matal Machine Music」の5.1chは予定通り発売されています。
なぜ買わないか?
買う気がしないのです。
まずChicago。音源がSQ4chと同じということで、だったら意味がないのです。この4chミックスは良くない。嫌い。おもしろくない。
Chicagoは4chに積極的で、10枚目までの内、ライブの4枚目以外をSQで発売しているのですが、不思議なことに日本では1枚も発売されていません。日本での人気を考えると理由が分かりませんが、CBSソニーの担当者が4chに興味が無かったんでしょうね、きっと。サラウンドの音作りは大体同じ傾向で、つまりどれもおもしろくないんですね、私にとって。最大の理由は、ブラスが一つのトラック、もしくは2トラック(つまりステレオ)にまとまっていて分離できていないこと。最大の特徴であるブラスに掛け合いが無く、サラウンドになっていないのは致命的。従ってリアの効果が不足しています。ステレオを想定したレコーディングのため、わざわざ3人のブラスを分ける必然性はなかったのでしょう。仕方がありませんが、残念です。
それにどうもChicagoの「アルバム」は苦手で、シングル以外が退屈。長い。で飽きるのです。1stには「Question 67/68」という大好きな曲がありますが、ちゃんと聴けるのはここまで。
Chicagoは次の2ndと「V」がDVD-Audioで発売済ですが、「長い夜」や「Saturday In The Park」などのヒット曲には惹かれるものの、やはりアルバム全体は私にはちょっと辛いのであります。3枚の中では「V」がまあ聴けるかなぁという感じです。これが彼らにとって最初のナンバー1アルバムでもあります。
そしてLou Reed「Matal Machine Music」。
やっぱり聴きたくないなぁ。これも4chミックスをそのままだし。ま、ミックスを変えられたとしても絶対に気付かないでしょうが。Chicagoもこれも専用サイトからの発売で価格も高いし、送料も高めというのも癪に障ります。何かとついでに、という買い方も出来ません。
さてKing Crimsonはどうなっているのやら? こんな調子だと残り全部の今年中の発売は厳しそうです。順調に遅れているようです。
あとMiles Davisの「Sketch Of Spain」と「Prince」のSACD5.1chの発売が予定されています。この2枚は3tr録音なのでちょっと期待薄なんですが、こっちは聴いてみたいものです。でもどうしてこの2枚なの? SQ4chで発売されていた「Bitches Brew」とか「Live-Evil」の方が絶対にいい出来なのに発売にはなりません。
5.1chではありませんが、ユニバーサル・ジャパンは、いよいよ奥の手、[ SHM-SACDを発売 ]します。理論上の最高音質ディスク、ということになります。
【第1回 2010年6月23日発売ーロック/ポップス 10タイトル】@¥4500
「レット・イット・ブリード/ザ・ローリング・ストーンズ」
「フーズ・ネクスト/ザ・フー」
「いとしのレイラ/デレク・アンド・ドミノス」■
「461オーシャン・ブールヴァード/エリック・クラプトン」■
「童夢+2/ザ・ムーディー・ブルース」■
「彩(エイジャ)/スティーリー・ダン」
「シンクロニシティー/ポリス」
「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド & ニコ/ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」
「フィルモア・イースト・ライヴ/オールマン・ブラザーズ・バンド」■
「ホワッツ・ゴーイン・オン/マーヴィン・ゲイ」
日本のマニアの興味は紙ジャケット仕様かどうか?らしいですが、そんなことはもうどうでもよくって、何度も何度も何度も再発売されているものばかりです。
ユニバーサルが方針を変更して再度SACD発売を開始することは歓迎ですが、今回のSACDは2ch音源のみというのは何という出し惜しみ。■印の4枚はSACD5.1chで既に発売されたタイトルですから、今後、再発売が予想できます。もちろん金額も高くして差別化を図ることでしょう。そこまでして買替え、買い足しをアピールする販売戦略は消費者に受け入れられるのでしょうか?
私が唯一気になったのはSteely Dan「Aja」。これは初めてSACD化されることになります。でもこれ以上の聴き較べにどれくらいの価値があるのか、私には想像できません。でも評論家や音楽誌、オーディオ誌は大絶賛するんでしょうね、きっと。
「史上最高音質音源の登場」と。
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