King Crimson『Lizard』DVD-Audio [5.1chサラウンド]
今週は何かと忙しく、ゆっくり聴くことができませんでしたが、週末になり、やっと聴くことができました。
これは、5.1chがどうのこうのとか、リミックスがどうのという、程度の低いお話ではなく、全く新しい未知の領域に導く新作であり、既に最高傑作となり得る作品でした。
これを聴けば、音楽感、音響感覚は変えられてしまうことでしょう。
それにしてもいつもきれいなピクチャーレーベル。
オリジナルレーベルの完全復刻もいいけれど、この新しいLizardにはこれが相応しいです。
タグ：King Crimson
Porcupine Tree新作「The Incident」 [5.1chサラウンド]
King Crimson40周年記念DVD-Audio発売の立役者、Steven Wilson。彼の存在がなかったら、今回のKing Crimsonの成功はあり得ませんでした。Steven Wilsonの評価が聞こえて来ないのは、音楽サラウンドの浸透度が低いということと、彼が率いるPorcupine Treeの知名度が日本では低いからでしょう。
２年ぶりの新作「The Incident」は先月発売され、欧米では上々の滑り出しでプロモーション・ツアーも盛況のようです。日本では相変わらずで、雑誌のCD評も数冊にしか登場していないし、評価に繋がる動きは今のところ感じられません。日本盤ではまだ5.1chは発売されていないし（発売の予定さえなさそう…）、 King Crimson40周年記念盤に合わせてプロモーションが盛り上がって欲しいものです。期待しているんです！
しかし…。個人的には彼らの5.1chには興味が湧くものの、作品自体に完全には好きになれないため、何とも悔しいジレンマが続いています。さて、今回の新作は…。
King Crimson 5.1chサイト [5.1chサラウンド]
宮殿発売40周年を迎え、King Crimsonのサイトが「5.1ch仕様」になりました。
上部のアイコンに「Earthbound」がありません。どうやら来年まで続くシリーズから除外されているようです。残念！、か？
日本語版がありませんが（悔しい！）Steven Wilsonの制作裏話が掲載されています。
今後の発売情報はここで確認してください。
タグ：King Crimson
King Crimson「Red」を聴く [5.1chサラウンド]
ちょっと我慢していた「Red」。5.1chを思う存分、聴きました。
2chだったものが5.1chにリミックスされるということは、2chに押し込まれていた音源が分解・分離されて全方位に広がる新しい定位に置き直され、全く違う音楽体験を提供するということです。音楽の聴かせ方が違うので、2chの既成概念を取り除かないと十分に理解はできません。2chは前方にあるステージを想像して聴くものだとすれば、5.1chにはそんな固定されたステージは存在しないからです。ステージに横一列に律儀に並んだプレイヤーの演奏こそ音楽のすべて、と考えるのであれば、5.1chは非常識であり、意味の無いものに過ぎないのです。残念ながら…。
では「Red」の5.1chはどう聴こえるのか。
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King Crimson 5.1ch完成試聴会 [5.1chサラウンド]
「Red」の発売を機に、参加メンバーとマスコミを集め、10月６日、Air Studio（George Martinの？）にて完成試聴会が行われたことが[ Frippの日記 ]にアップされました。錚々たるメンバーが揃って、壮観です。誰が誰か分かる方は、筋金入りのクリムゾンファンです。私は分からなかった…。
「宮殿」「Lizard」「Red」から数曲が披露されたのに続き、来年リリースの「Larks’ Tongues In Aspic Part One」も披露され、「壁を揺らし、窓を震わせた」そうです。今後も順調にリリースが進むようで嬉しいですねぇ。
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[追加] もう少し大きな写真がありました。[Classic Rock] より
タグ：King Crimson
King Crimson「Red」5.1ch [5.1chサラウンド]
10月5日UK発売だったのですが、早くも6日に届きました。発売予定日に届くよう、計算して発送しているようです。
夜なのであまり大きな音では聴けませんでしたが、5.1chを一通り聴き、ボーナス音源３曲も5.1chだったので聴き、ボーナス映像を観たところです。
リミッター／コンプレッサーとは無縁の音なので、ある程度大きな音で聴かないと真価は出ませんが、小さな音でも繊細な音が解ります。
5.1chは、音源が余り多くないのでだいたい予想していた音場でした。派手なことはできないのですが、Frippのギターやメロトロンは厚くなり、パーカッションは繊細に散りばめられ、上質なサラウンドになっています。LPのB面にあたる二曲のサラウンドが特に効果が出ていて、緊張感がより高まります。
特典映像は画質もよく、音質もテレビとは思えないすばらしいものでした。モノ音源ですけどね。口パクではないのでメンバーの演奏がしっかり確認できます。中でもFrippがカメラ目線でLes Paul Customを弾くのが印象的でした。
大音量はちょっと我慢して、週末、しっかり楽しみたいと思います。
さて大本命の「宮殿」はデビュー40年目の10月12日UK発売ですが、予定通りであれば来週13日に届くと思われます。
タグ：King Crimson
King Crimson「RED」5.1ch発売延期 [5.1chサラウンド]
いつ日本に届くのか、心待ちにしていたのですが、何と延期。届く訳、ないですね。
いつの間にか10月5日発売と予定を変更していました。で、まだまだ予約特価です。
連休の楽しみが消滅してしまった！
あれれ？「宮殿」のボックスの発売日は26日？ これも変更？ 以前書いてあったかなぁ？
「A Hard Day's Night」BD発売 [5.1chサラウンド]
リマスターが出たと思ったら、来月はこれ。
悩みま〜す。白黒映画ですからね。DVDより黒の締まりとか良くなることは予想できますけど。音は5.1chがロスレスになりますが、「劇的に変わる」…ことはないだろうなぁ。
「Help!」の新装DVDが出た時、どうしてBDを出さなかったのか、疑ったことがありました。35mmカラーである「Help!」はBDになると確実に画質向上が期待できるので、DVDはパスしようかとも考えました。でも5.1chが聴きたいですから、結局は買うしかないんですけどね。あれから２年が過ぎ、次世代DVDの規格がBDに統一されましたから、「Help!」もいつBDで再発売されてもおかしくありません。5.1ch制作は今回のリマスター作業と同時進行で、これ以降5.1chの作業は行われていない、と来日した二人のエンジニアが答えています。私としてはどっち付かずのリマスターより、バシッと気合いの入った、こっちのリミックス5.1chの方に魅力を感じます。
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「Yellow Submarine」の3D化も始まったようだし、残されたのは「Let It Be」になる訳ですが、Appleの長期計画にはしっかり予定が組まれていることでしょう。
何とも人騒がせなThe Beatles。45年以上、こんなエネルギーを世界にばらまくグループ、いないですよ。
悩みま〜す。白黒映画ですからね。DVDより黒の締まりとか良くなることは予想できますけど。音は5.1chがロスレスになりますが、「劇的に変わる」…ことはないだろうなぁ。
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ザ・ビートルズ ヘルプ!(スタンダード・エディション) [DVD]
- 出版社/メーカー: TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(D)
- メディア: DVD
「Yellow Submarine」の3D化も始まったようだし、残されたのは「Let It Be」になる訳ですが、Appleの長期計画にはしっかり予定が組まれていることでしょう。
何とも人騒がせなThe Beatles。45年以上、こんなエネルギーを世界にばらまくグループ、いないですよ。
