Tony Clarke 死去 [その他]
The Moody Bluesのプロデューサーとして知られるTony Clarkeが、去る1月4日に亡くなられていました。68歳。
かつてEMI所属のときは、規定ギリギリ(違反?)の高いレベルでThe Beatles「Paperback Writer」のシングルをカッティング。この音は誰もが認める圧倒的な迫力。デジタルでは味わえない、アナログの魅力を代表する一枚です。ただし社員であった彼の名前はどこにもありません。
Deccaに移り、The Rolling Stones 、そして運命的にThe Moody Bluesと出会って彼らの世界進出に偉大な貢献を果たしました。
『To Our Children's Children's Children』レコーディング中に頭を抱えるTony Clarke(右、背中)。Moodiesの無理難題を解決したのが彼のレコーディング・テクニック。
*1969年11月発売の『To Our Children's Children's Children』の中ジャケットをベースにした告知
一方で『To Our Children's Children's Children』レコーディングの直前の1969年夏、King Crimsonのデビュー作をプロデュースするものの、結局完成できなかったことでも知られます。Tonyは40周年記念の5.1chは聴いたのでしょうか…。そして彼がプロデュースした『宮殿』も一度聴いてみたかった…。
ご冥福をお祈りいたします。
不勉強にして、Tony氏のことは存じ上げませんでした
「Paperback Writer」のアナログシングル、
ぜひ聴いてみたいものです!
by HIKKY (2010-01-19 21:54)
「Paperback Writer」のUKシングル、以前ほど高くはないようです。
チャンスがあったらモノ・カートリッジで聴いてみてください。
by sowhat (2010-01-20 21:54)
こんばんは~♪
デジリマCDなんかよりも「ド迫力・サウンド」が聴けそう
でいいですね!B面の『Rain』もぜひ聴いてみたいです^^
by yukky_z (2010-02-16 21:15)
yukky_zさん。こんばんは〜
忠実に作業したリマスターが「新鮮な材料」だとすれば、
アナログには「何らかの調味料」が加わった感じ。
入れた方が良かったのかどうか、
この味の好き嫌いの違いは個人差があると思いますよ。
シングルCDの音がリマスターよりアナログに近いという意見もあります。
by sowhat (2010-02-17 00:26)