Alone Again

6月3日の『Song To Soul」(BS-TBS)ではGilbert O'Sullivanの「Alone Again」が取り上げられました。

1972年の大ヒット曲で、Billboard連続6週第一位、年間でも第二位に入っています。私が中学二年生の頃で、参加していたミニコミ紙の人気投票ではではダントツの第一位で、1972年はGilbert O'Sullivanの一年だった印象が強いです。日本国内の年間順位は特定できませんが、Billboard年間一位のRoberta Flack「愛は面影の中に」よりは明らかにヒットしていましたから、たぶん第一位と言っていいかもしれません。

この他のヒット曲は…

Don McLean「American Pie」　Billboard　年間第三位
Nilsson「Without You」　Billboard　年間第四位
America「名前のない馬」　Billboard　年間第五位

と続いています。いい曲が揃っていますねぇ。

番組の冒頭では1971年のヒット曲Hamilton,Joe Frank & Reynolds「恋のかけひき」とThree Dog night「An Old Fashioned Love Song」が出て来て、一層懐かしかったです。
「恋のかけひき」は私が二枚目に買ったシングルでした。

「恋のかけひき」なんてほぼ「一発屋」なので、当時聞いた人しか記憶が無いのではないでしょうか。

「歌は世に連れ、世は歌に連れ」ですねぇ。「Alone Again」は日米同時に大ヒットでしたが、日本ではビョルンとベニー「木枯らしの少女」がヒットし、

ミッシェル・ポルナレフが来日して人気が絶頂の頃で、

カプリコーン「恋のフィーリング」が世界歌謡祭のグランプリを取ったり、

日本独自のヒットが生まれていたものです。もうこんな状況は生まれないでしょうね。
あれ？上の3枚、全部CBSソニーですね(笑)。

そんなヒット曲満載の1972年だったんですが、「Alone Again」の存在は圧倒的だったんです。その後もたびたび注目を浴びてきましたが、リアルタイムで聴いていた方だったら、共通する特別な思い入れがある、そんな歴史的な名曲です。いい番組でした。来週、再放送されます。