Black Sabbath『Paranoid』 [5.1chサラウンド]
外国では昨年発売されていたBlack Sabbathの『Paranoid』deluxe edithionが、日本では紙ジャケット仕様で発売されます。[写真は輸入盤]
レーベルは、きっちり「大きな渦巻」を復刻しています。
興味は4chマスターを元にして甦った5.1chDVD-Audioなのですが…
『Paranoid』の4chは、アメリカのみでWarnerからCD-4のLP、オープンリール、8トラックの三種類が発売されたのですが、この4chミックスをサラウンド聴いたことがある日本人は非常に少ないのではないかと思います。4ch音源を2chにミックスし直したブートがあって、2chと構成が違っているという話ですが、私、2chを聴いたことが無いので真相は分かりません。
4chだったら何でも欲しい、という欲望はあるものの、さすがの私でも内容そのものに興味が無いとなかなか食指が動きません。Black Sabathは正にその類いで、内容そのものに着いていけないのが実情です。
日本発売を機に、久しぶりに『Paranoid』を聴いてはみたのですが、やっぱり同じ。「Paranoid」と「Iron Man」は何とか聴けるんですけど。
でも、4chミックスそのものは良く練られている意欲作です。Tony Iommiのギターは全般的にリアに定位していて、かつリア全体に広がる立体的なミックスになっています。4つのchを巧く使い分けていて、音源を散らしたり、動かしたりしてかなり意図的な演出を駆使しています。機械的に4つに分けましたよ、というおざなりな仕事ではありません。現代的なミックスに較べると古臭さは否めませんが、決して評価を下げるものではありません。これで曲が私の好みにもう少し近かったら嬉しいのですが。
でも、このような形で70年代の4chが甦ることは大きな大きな意義があります。仕様はDVD-Audioですが、DVDをサラウンドで聴ける環境があれば、70年代の4ch世界が甦るはずです。
ついでにDeep Purple『嵐の使者』の4chも久しぶりに聴いてみましたが、Sabbath同様、内容自体に意欲が湧かないので、いつものように途中で止めてしまいました。
レーベルは、きっちり「大きな渦巻」を復刻しています。
興味は4chマスターを元にして甦った5.1chDVD-Audioなのですが…
『Paranoid』の4chは、アメリカのみでWarnerからCD-4のLP、オープンリール、8トラックの三種類が発売されたのですが、この4chミックスをサラウンド聴いたことがある日本人は非常に少ないのではないかと思います。4ch音源を2chにミックスし直したブートがあって、2chと構成が違っているという話ですが、私、2chを聴いたことが無いので真相は分かりません。
4chだったら何でも欲しい、という欲望はあるものの、さすがの私でも内容そのものに興味が無いとなかなか食指が動きません。Black Sabathは正にその類いで、内容そのものに着いていけないのが実情です。
日本発売を機に、久しぶりに『Paranoid』を聴いてはみたのですが、やっぱり同じ。「Paranoid」と「Iron Man」は何とか聴けるんですけど。
でも、4chミックスそのものは良く練られている意欲作です。Tony Iommiのギターは全般的にリアに定位していて、かつリア全体に広がる立体的なミックスになっています。4つのchを巧く使い分けていて、音源を散らしたり、動かしたりしてかなり意図的な演出を駆使しています。機械的に4つに分けましたよ、というおざなりな仕事ではありません。現代的なミックスに較べると古臭さは否めませんが、決して評価を下げるものではありません。これで曲が私の好みにもう少し近かったら嬉しいのですが。
でも、このような形で70年代の4chが甦ることは大きな大きな意義があります。仕様はDVD-Audioですが、DVDをサラウンドで聴ける環境があれば、70年代の4ch世界が甦るはずです。
ついでにDeep Purple『嵐の使者』の4chも久しぶりに聴いてみましたが、Sabbath同様、内容自体に意欲が湧かないので、いつものように途中で止めてしまいました。
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