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U2 3D [映画]

音響がサラウンドなら、映像は3D。話題の3D映画がいよいよ日本でも公開が始まりました。
u23d.jpg
最新のデジタル技術を駆使した「デジタル3D映画」で、日本ではデジタル上映のみで行われます。従って映画館が限定されていて、料金も¥200増の¥2000、レイトショーなどの各種割引なし、という厳しい(笑)条件で公開されました。いつ観ても¥2000以下では観ることができません。


私は熱心なU2ファンではなく、新作がリリースされたばかりですが、よく聴いたのは『The Joshua Tree』まで。知らない曲が半分くらいありましたが、知ってる知らないに関係なく、ロックコンサートの再現、疑似体験としてこの映画は画期的です。3Dは奇を衒ったものではなくあくまでも自然で、「映画館がアリーナに変わる」という使い古された常套句が初めて事実になったといえます。撮影から上映までのプロセスが完全にデジタルで行われるため、これまでに散見された細かなミスや不自然さが全くなく、完璧な3D映像が完成したことになります。

音の内容も完璧で、骨太で重厚なロックらしい仕上がり。音が良過ぎます。サラウンド音響も素晴らしく、臨場感は極限に達しています。ロック映画としても最高位に称されるべき完成度です。ほぼ同時期に製作、公開されたストーンズの『Shine A Light』よりも絶対に上。こんな映画を見せつけられたら実際のコンサートも体験したいと思いますが、同じ環境で観ることも聴くこともできないのが明らかなだけに複雑な気持ちです。

私的に感動した3Dシーンは目の前で蠢く観客の手でした。
u23d02.jpg
アングルが抜群で、あたかも自分の前に観客がいて手を動かしているように見えるのです。

[映画のホームページ]
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