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『Mamma Mia』と『Dancing Queen』 [映画]

2月5日のSong To SoulはABBAの『Dancing Queen』で、公開したばっかりの映画『Mamma Mia』にしっかり連動した放送でした。
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映画は先日観ていたのですが、それほどおもしろくなかったのでブログでは取り上げませんでした。曲と、構成と、ロケーションは最高だったのですが、メリル・ストリープを初め、出演者の歌が下手すぎるのです。

キャスティングが失敗ではないのかなぁ?


娘役のアマンダ・セイフライドの歌はいいと思うのですが、容姿が私の趣味ではない(笑)。元になったミュージカルは全く知らないのですが、ABBAの曲を見事につないだストーリが良くできているだけに肝心の歌に不満が残ったのは残念です。

良かったのは、歌詞も全部字幕が付いていてとても分かり易かった。歌詞が台詞だから当然といえば当然ですが、一曲一曲の歌詞までは良く知らなかったので、あぁこういうことを歌っていたのか、と今更知りました。

ただ一番重要な「Mamma Mia」の訳が出てこないのです。私が知る限りLPなどにも訳が無くって、長いこと疑問だったのですが。現行のCDなどには載っているのかな? 意味は英語の「Oh, my God!」で、イタリア語で「なんてこった」の意味で使うそうです。直訳は「私のママ」ですから、映画の趣旨はこっちの意味で解釈するべきでしょうか。

さてテレビの『Dancing Queen』はなかなかの内容でした。リズムトラックにかなり凝ったそうで、Dr. John『Gumbo』とGeorge McCrae「Rock Your Baby」(1974年7月13日全米一位)を参考に作ったとのこと。聴いているだけでは全然気付きませんでした。ただABBAの曲のアレンジは聴けば聴くほど複雑で、練りに練られているのはずっと感じていました。「木枯しの少女」からリアルタイムで聴いていたので思い入れの強いグループですが、あまりにも完璧過ぎて、優等生過ぎて、その点がちょっと窮屈でだんだん鬱陶しくなったのが天の邪鬼な私の印象です。

彼らの曲では「落葉のメロディ」が特に好きなのですが、映画では取り上げられませんでした。残念、残念。
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