Art Of Noise『Reconstructed』 [5.1chサラウンド]
サラウンドネタが少なくてすいません。
情報自体が少ない訳だし、なかなか情勢が分からないのが実情です。
そんな中で驚きの日本発売がこのArt Of Noise『Reconstructed』です。
一連の作品が紙ジャケットで発売されたので、その恩恵に与ったようです。
これは2004年にSACDマルチで発売されていたものです。知ってはいたんですが、何しろ私、Art Of Noiseがよくわかりません。いわゆる「テクノ」関連は全然ダメなのです。5.1chというだけで気にはなっていたものの、聴く勇気がなく、いつの間にか忘れてしまっていた一枚でした。
でもせっかく日本発売されたので、勇気を出して(笑)聴いてみました。日本盤はSACDではなく、DVD-VideoのdtsとDolby-Digitalの5.1ch仕様。DVD-Audioではありません。
さてさてサラウンドとしては面白いです。とても楽しいです。あっちこっちに音が散らばって音楽とうまく合っている...ような感じ。ただ生理的に合わないのはどうしようもありません。20分ほどでギブアップでした。でもArt Of Noiseファンには絶対に新鮮な音作りだと思いますよ。
今週には、サラウンド・マエストロ、Porcupine TreeのSteven Wilsonのソロ『Insurgentes』が発売予定です。日本発売もされますが、なぜ5.1chを出さないのだ! ボーナスCDは付くのに、5.1chのみが外されています。
WHDさん、きびしいなぁ。昨年発売したDVD-Audioの5枚も売れていないようですから、確かに売上げは期待できそうにありませんけど、出さないことには何も始まらないのに。5.1chの普及は閉ざされております。でもこのジャケット、売れそうな雰囲気が無いですよね。
ちなみにDVD-Audio版は[こちら]で買うことができます。円高の影響で送料込みで約¥2,000とお買い得です。
ただKing Crimsonの5.1ch作業は進んでいて、現在は『Larks' Tongues In Aspic』を作業中。[Robert Fripp's Diary]
この前は『Beat』をリミックスしていたんですが、どういう基準でタイトルを選んでいるのでしょうか?
もう一枚、Deep Purple『Stormbringer』が35周年記念版として5.1chを加えて発売予定です。これはかつて4chのLPと8トラテープが発売されたものなのですが、サラウンドも面白くなければ、曲そのものも好きになれなかったのです。買うべきかどうか、大いに悩む一枚です。
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