猿の惑星ブルーレイ・コンプリートBOX：サラウンドな音楽生活：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

Terry Bozzio再来日｜Crossroads Guitar Fe.. ブログトップ

猿の惑星ブルーレイ・コンプリートBOX　[映画] [編集]

CDやDVDなど、好きな作品が装いを新たに、しかも「特典」が追加されたり「高品質」として再発売されると食指が動くことは抑えられません。果たしてこれまでに何枚、同じものを買い続けて来たことか。しかし、どれもこれも買うにはいい加減、経済力が追いつきませんし、保管にも困るし、何より過去のものを潔く処分するにもいきません。情けない話です。
それでもどうしても欲しくなる作品はあるもので、それこそが本当に自分が好きなものであることは間違いありません。映画の中では、この作品が私のベストの一つです。
　

　
　
シリーズとして５本が制作されましたが、何と言っても第一作「猿の惑星」の衝撃は凄まじいものでした。これをリアルタイムで映画館で観られたのは、幸運以外の何ものではないと思っています。その後の続編は次第にグレードが落ちていったのは否定できないものの、ストーリーのつながりは見事であり、第五作が第一作につながるのを、やはり映画館で観た時は絶句してしまいました。

最初に買ったのは「猿の惑星」と第二作の「続・猿の惑星」のレーザーディスク(LD)。でもそれ以降のものはVHSのみの発売に止まり、LDではなかなか発売されませんでした。

やっと全作品がLD化されたのは1995年11月。単発ではなくボックスセットとしての発売。やっと自宅で観られた時の感動は忘れられません。次はDVDのボックスで新装再発売。買うしかありません。画質と音質の向上は感動的でした。

そしていよいよBDでの登場となりました。DVDを上回る画質の向上は明らかなのですから、これまた買うしかありません。とうとう３つのボックスが揃ってしまいましたが、前２つのボックスの価値は無くなったことになります。

まだ第一作しか観ていませんが、BDになって画質が驚異的に向上しています。DVDの画質が今一つだったのであまり期待していなかったのですが、しっかりネガからリストアされたようです。惚れ惚れするような画質に仕上がっています。

音の向上も顕著。台詞のこもり具合にちょっと不満が残るものの、音楽と効果音の音質、そしてサラウンドは絶品です。現時点の最高クオリティであるdts HDのロスレス仕様なのですが、私のAVアンプは対応していないのが残念。でも文句はありません。

さらにDVDと異なるのは、冒頭に新たな「ストーリー解説」と「科学的解説」が加わったことです。余分と言えなくもありませんが、DVDとの差別化は素直に嬉しいですね。

BDが発売されたら欲しい映画は、他に「Godfather 三部作」、「Fantasia」。「Godfather 三部作」は少し前に発売済みで迷っております。それ以外でも「Star Wars ６作品」、「Back To The Future 三部作」などがBD発売されると、何度も観ないのは分かっているものの、やっぱり迷いそうです。

第一作のみ単独で発売されましたが、それにしてそのラストシーンは、いつ観ても、何度観ても、その衝撃は変わることはありません。