Led Zeppelin SHM-CDボックス 続き

発売後、いろいろな情報が入ってきます。でも売り切れのようではないですから爆発的には売れていないということですね。

時間ができましたからぼちぼち聴き始めました。

「1st」はやっぱりいいです。情報量に違いがあるような気さえします。

でも「II」「III」「IV」は今一つ。というか普通。

「IV」で気になったのはジャケットの内側のランタン。
画像は左から「日本盤」「US初期通常盤」「US WLP」「UK初回盤」で、「光」の輝きが微妙に違います。微妙過ぎて撮影も難しいのですが、今回の紙ジャケットのは中でも光っています。金粉を使っているのかな？

私のUK盤はここまでは光っておりません(笑)。

ついでですけど、私が持っているUS盤の中にはこんなのがあるんです。

見えますか？　一切の文字を入れさせなかったといわれる「IV」ですが、しっかり住所「1841 BROADWAY」まで印刷されています。その右側には非常に薄いのですが「Printed in U.S.A.」まで印刷されています。ディスクのマトリクスは「C/D」で「PR」工場プレスなのですが、レーベルの原盤番号が「ST-A-712285-MO」となっていて、工場表示が刻印と違っています。おまけにレーベルにはAtlanticの住所が記載されていないのです。ちょっと不思議な1枚です。


音の話に戻りますが、良かったのが「聖なる館」。

「1st」に似てレベルがやや高めで、低音がずっしり、かつ高音はスッキリでバランスが非常に美しいのです。John Paulの仕事が一段と引き立ちます。ギターの音色がカラフルなのもこのアルバムの特徴ですが、その違いが鮮明に浮かび上がっています。爆音にしても爆音にならない、そんな透明感が感じられるので不思議です。

今日はここまでですが、良かったり、違いが感じられなかったり、ものによって違いがありましたね。それとジャケット再現のこだわり。満足です。