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映画『Let It Be』 [The Beatles]

ちょうど40年前の今日、1969年1月30日とはThe Beatlesの4人が揃って大衆の前(正確には「上」)で演奏をした最後の日です。
rooftop.jpg
映画『Let It Be』はDVD、BD化されていないものの中でも期待度が高く、発売の噂は何度もあるものの実現はしていません。今日もその重要な候補日であったものの、また見送りとなってしまい、40周年記念日は何事も無く時を刻むこととなりました。

今日という日の注目度が高かったのか、YouTubeでは40周年を記念したHDバージョンが早速アップされています。

このままだと通常画質なので、右下の画質モード「HQ」を「赤色」に切り替えて観てください。

[その2]

こちらも画質モード「HQ」を「赤色」に切り替えて観てください。
[その3]

字幕がドイツ語なのでドイツ版のマスターでしょうが、なかなかの画質だと思いませんか?

久しぶりに「Roof Top」を観たのですが、冷静に観ると製品化は厳しい感じがします。演奏が不完全だし、ミスが多いし、撮影も雑だし、何よりパフォーマンスそのものの勢いが不足しているので全体のインパクトが弱いですねぇ。初めて映画館で観た時は興奮したものですが、冷静に観てしまうと商品としては辛いものがあります。

公式には『Anthology』の中で一部がDVDとして公開されている訳ですから、映画全体の見直しは終わっているはずで、音も5.1chにミックスし直されています。つまり、映画全体の中から選ばれたベストテイクが『Anthology』に収録されているということ。現在の価値基準だと必然的な結果と言えます。Georgeがディスク化は絶対に反対だったという話がありますが、現実に実現していない訳ですから、それが遺言にも含まれているのでは?、などと想像してしまいます。

一度でいいから高画質で観たい気持ちは抑えられないものの、観た後の虚脱感とか失望感がありそうで、複雑です。映画はJohnの「これでオーディションに合格するかな?」というコメントとそそくさと4人が退散するところで終わる訳ですが、輝かしい実績を作ったグループの最後としてはあまりにも寂しい終焉です。

商品化するには、現在の価値基準だとそれ相当の画質アップと5.1ch化、それに未公開シーンなどの付加価値が求められることでしょう。が、魅力ある素材が思い当たりません。果たして商品化はなるでしょうか?

[補足]
YouTubeを貼付けるとモードが変わってしまうのですが、本来のHDモードは以下のアドレスです。
いずれも[HD で表示する]をクリックしてHDに切り替えてください。

その1 http://jp.youtube.com/watch?v=cKxPKQdP6N8&feature=related
その2 http://jp.youtube.com/watch?v=wNOH1yPoUGE&feature=related
その3 http://jp.youtube.com/watch?v=jApdtv1xwT0&feature=related
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