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「男たちの大和」テレビ放送 [5.1chサラウンド]

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2005年冬の封切時は「終戦60周年記念」だったと思いますが、21日の地上波初放送は「テレビ朝日開局50周年記念」として放送されました。DVD発売と有料放送を経ての地上波放送は、テレビ朝日の見事な計算だったんですね。

公開前から話題を集め、壮大な大和の実物大セットの製造!、セットの一般公開、封切後の映画興行成績も良く、興行収入51.1億円(制作費は約25億円)。私も映画館で観て感動したものです。大傑作とまでは言えないものの、忘れられない日本映画の一つです。

興味本位では語りたくはないのですが、戦闘シーンのリアルさはあまりにもリアルで残酷で、悲壮感を感じつつ、戦争のない平和な日常を祈らざるを得ませんでした。

それ以来の視聴だったのですが、5.1chで放送されたのが何より嬉しかったです。この映画の5.1chは秀逸で、ほぼ全面にわたってリアを生かしていることが特徴。予算もふんだんにあったことでしょう。戦闘シーンの効果音がすばらしいだけではなく、細かい効果音が至る所にちりばめられていて、映画館では聴き取れなかった音が今回の放送で十分堪能できました。例えば航行時の波音とか、艦内の細かい機械音とか、割り切れば無視もできるノイズがふんだんに使われています。このような「サラウンド放送」を聴くことができる環境はまだまだ少ないようで残念なんですが、素材は手抜きのないすばらしいクオリティーであることを忘れないでください。地デジ大使の皆さんにももっともっとアピールしてほしいものです。

映像はHDマスターだと思われるのですが、ちょっと粗っかた。BDで発売されるとすればもう少し画質が上がる可能性があります。

残念なのは無料放送の宿命、CMが頻繁に入るので途切れ途切れになってしまうこと。とりあえずレンタルでDVDを借りてもう一度観てみたいものです。

男たちの大和 / YAMATO

男たちの大和 / YAMATO

  • 出版社/メーカー: 東映
  • メディア: DVD


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