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No Man 『Schoolyard Ghosts』5.1ch DVD-Audio [5.1chサラウンド]

No Manの5.1ch『Schoolyard Ghosts』が届き聴いています。
schoolyardghosts.jpg
勉強不足で彼らのことはほとんど知らず「Steven Wisonが関わった5.1ch」というだけで迷うこと無くクリックして買ったものです。6枚目のアルバムに当たるそうですが、初めての5.1ch作品のようです。
Porcupine Treeと違い、Tim BownessのボーカルとSteven WisonのA.ギターの弾き語りが基本になっていて、かなり静かで落ち着いた雰囲気です。2chは無視(笑)していますので比較も何も無いのですが、空気感豊かなサラウンドで、ボーカルをしっかり聴かせながら包み込むように盛り立てている伴奏が絶妙です。やっぱりSteven Wisonはただ者ではありません。

DVD-Aの特徴である歌詞表示で、歌詞を見ながら聴けるのはありがたいことです。問題は訳すのに時間がかかること。余談になりますが、結局、この歌詞表示機能を使った「日本語表示」が一枚も、たったの一枚も出なかったのは悲しすぎます。これから出る可能性も微塵も無いし。

すべての歌詞を理解するまでに至っていませんが、学生時代の光と影を思い出すように歌っているようです。曲調に合致した白黒に徹したビジュアルもセンスがよく、グイグイと曲に引き込まれてしまいます。ビジュアルは明らかに「暗」のイメージなのですが、曲調はやや軽めの部分が多く、最近のSteven Wisonの作品とは逆の傾向にあります。特筆すべきはやはりTim Bownessのボーカルで、異常な位センターchにボーカルが集中しており、これまでの5.1ch作品とはまったく違うサウンドデザインが斬新です。音楽5.1chでのセンターchの使い方は積極派と無視派で真っ向から対立していましたが、最近は積極的に使う作品が増えて来ています。私はボーカルがあるものは積極的にセンターを使うべきだと考えますし、この作品がその効果を明らかに証明しています。

最後に音量のことを。
全体的にやや小さめの音量のようで、知らず知らずのうちに通常よりややボリュームを上げて聴いていると、途中にドラムが入る爆音の曲があって、かなり大きな音で聴いている私ですが我ながらあまりの音の大きさに驚かされました。適正音量の設定が難しいです。

Schoolyard Ghosts

Schoolyard Ghosts

  • アーティスト: No Man
  • 出版社/メーカー: Snapper UK
  • 発売日: 2008/06/10
  • メディア: CD


公式サイトで扱っていた先行発売のボーナスCD付きの限定版は売り切れていますが、来月の発売予定のアマゾンだとお安く入手ができるようです。
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