音楽と本 [本]
本屋へ行くと、またこんな本が。
「ロック大図鑑UK3大バンドのすべて」。
ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーのレコードが満載です。何とも魅力的な1800円。内容からすると割安感があります。
ザ・ビートルズはともかく、私はザ・ローリング・ストーンズもザ・フーもそれほど好きではないので眺めるだけでまあ満足。たぶん、すべてのオリジナルの画像が集まっていると思います。壮観です。とりあえず書店で手に取ってご覧ください。
ザ・ビートルズのシングルは、カンパニー・スリーブ付きで出ています。この「1st」の特定は難しそうですが、例の「バイブル」とほぼ(何せ立ち読みなので)同じのようでした。
いちばん興味深かったのは…、
ザ・フーの『Leeds』のオリジナル。
ご存知の通り、スタンプ風のタイトルには黒、赤、青の三色があるのですが、この本によると1stはメンバーが実際に手作業でスタンプを押したそうで、色は黒。従って位置が微妙に異なり、擦れ具合も違っていて、スタンプと印刷ではインクの種類が違うと。これからはインクの種類も確認しなくてはいけなくなりました。ファンの方は大変です。もう私が立ち入る領域ではありません。
こんな感じでオリジナルのパッケージ紹介、解説がテーマで、マニアの方々には魅力的です。
続いては最近絶好調で発行を続けている、中山康樹の2冊。
「愛と勇気のロック50」は、「アラ60」、ロックの大御所の最新作をまとめて50人、紹介しています。取り上げられているのは、ポールにリンゴ、ボブ・ディラン、クラプトン、ローリング・ストーンズ、ブライアン・ウイルソン、ディオン、ジョン・フォガティ、スコット・ウォーカー、ヴァン・モリソン、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング、キャロル・キング、カーリー・サイモン、マリアンヌ・フェイスフル、ジョニ・ミッチェル、ジェフ・ベック、エルトン・ジョン、ロバート・プラント……など、現役ベテラン・ロッカーたち。
パラパラと読んでみましたが、確かに知っているアーティストばっかりですが、実際に私が聴いたのが5枚くらいしか無い(笑)。発売されているのは知っていましたが、買うには至っていないものばかり。どうして?
つまり、私の世代、「70年代全盛」と微妙にズレている。ちょっと前の世代、Woodstock世代と言ってもいい、1952年生まれの著者の世代のアーティストが多いからです。ジョニ・ミッチェルの「Shine」(傑作!)が出ていて嬉しかったのですが、90%が聴いていないのでは私には意味無し、でした。
もう一冊はジャズ、お得意のMilesで、「マイルス・デイヴィス青の時代」。おぉ、『Kind Of Blue』か、と期待したんですが、そこの至るまでの過程が綴られています。何となく興味は湧きましたが、今日はパスしました。何となく、何となく。肝心の『Kind Of Blue』は最後に少しです。時間を置いたらもう一度考えてみることとしました。
それにしても音楽関係の本、雑誌の多いこと。どれもそれなりの内容があるので触手が動くのは避けられません。出版社もしっかり企画して、私など、完全にカモになっているんでしょう。次々に新しい情報が得られるのは歓迎しますが、文字を読んで、写真を見て楽しむものではありませんから、程々にしておかないと。
音楽は、聴いてこそ音楽。
でも……、5.1chの本が出たら買うんだろうなぁ(笑)。
「ロック大図鑑UK3大バンドのすべて」。
ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーのレコードが満載です。何とも魅力的な1800円。内容からすると割安感があります。
ザ・ビートルズはともかく、私はザ・ローリング・ストーンズもザ・フーもそれほど好きではないので眺めるだけでまあ満足。たぶん、すべてのオリジナルの画像が集まっていると思います。壮観です。とりあえず書店で手に取ってご覧ください。
ザ・ビートルズのシングルは、カンパニー・スリーブ付きで出ています。この「1st」の特定は難しそうですが、例の「バイブル」とほぼ(何せ立ち読みなので)同じのようでした。
いちばん興味深かったのは…、
ザ・フーの『Leeds』のオリジナル。
ご存知の通り、スタンプ風のタイトルには黒、赤、青の三色があるのですが、この本によると1stはメンバーが実際に手作業でスタンプを押したそうで、色は黒。従って位置が微妙に異なり、擦れ具合も違っていて、スタンプと印刷ではインクの種類が違うと。これからはインクの種類も確認しなくてはいけなくなりました。ファンの方は大変です。もう私が立ち入る領域ではありません。
こんな感じでオリジナルのパッケージ紹介、解説がテーマで、マニアの方々には魅力的です。
続いては最近絶好調で発行を続けている、中山康樹の2冊。
「愛と勇気のロック50」は、「アラ60」、ロックの大御所の最新作をまとめて50人、紹介しています。取り上げられているのは、ポールにリンゴ、ボブ・ディラン、クラプトン、ローリング・ストーンズ、ブライアン・ウイルソン、ディオン、ジョン・フォガティ、スコット・ウォーカー、ヴァン・モリソン、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング、キャロル・キング、カーリー・サイモン、マリアンヌ・フェイスフル、ジョニ・ミッチェル、ジェフ・ベック、エルトン・ジョン、ロバート・プラント……など、現役ベテラン・ロッカーたち。
パラパラと読んでみましたが、確かに知っているアーティストばっかりですが、実際に私が聴いたのが5枚くらいしか無い(笑)。発売されているのは知っていましたが、買うには至っていないものばかり。どうして?
つまり、私の世代、「70年代全盛」と微妙にズレている。ちょっと前の世代、Woodstock世代と言ってもいい、1952年生まれの著者の世代のアーティストが多いからです。ジョニ・ミッチェルの「Shine」(傑作!)が出ていて嬉しかったのですが、90%が聴いていないのでは私には意味無し、でした。
もう一冊はジャズ、お得意のMilesで、「マイルス・デイヴィス青の時代」。おぉ、『Kind Of Blue』か、と期待したんですが、そこの至るまでの過程が綴られています。何となく興味は湧きましたが、今日はパスしました。何となく、何となく。肝心の『Kind Of Blue』は最後に少しです。時間を置いたらもう一度考えてみることとしました。
それにしても音楽関係の本、雑誌の多いこと。どれもそれなりの内容があるので触手が動くのは避けられません。出版社もしっかり企画して、私など、完全にカモになっているんでしょう。次々に新しい情報が得られるのは歓迎しますが、文字を読んで、写真を見て楽しむものではありませんから、程々にしておかないと。
音楽は、聴いてこそ音楽。
でも……、5.1chの本が出たら買うんだろうなぁ(笑)。
ロック大図鑑UK3大バンドのすべて―ザ・ビートルズ ザ・ローリング・ストーンズ ザ・フー (講談社MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/12
- メディア: 大型本
中山氏の2冊はもちろんすぐに買って読みましたが、
「ロック大図鑑」の存在は知りませんでした
sowahtさん、いつも興味深い本紹介していただき、
ありがとうございます
いろんな知識・歴史を文字から得た上でその音楽を聴くと、
さらに音楽、ミュージシャンに対する理解が深化する、
という意味で、私は音楽関係の図書を読むことは大好きです
by HIKKY (2009-12-23 11:09)
私、中山氏の本は買っていないので、お恥ずかしい限りです。
「ロック大図鑑」は「見る」本です。
初版はどれか、どう違うのか、分かり易くまとめてあるのが嬉しいですよ。
実は、買うばっかりで読んでいない本が数十冊も溜っています。
読み終わらないうちに次を買うのが悪いクセ。
一冊読み終わるまでは次の一冊買わない、と最近特に頑張っております。
あくまでも目標ですが。
by sowhat (2009-12-23 15:14)