中島みゆき クリスタル・ディスク [オーディオ]
一枚 ¥ 94,500 でございます。
カラヤンやColtraneのガラスCDが好評だったそうで、今度は中島みゆきが一気に8枚、お買い得になって約半分に金額が下がり発売されます。よく分かりませんが、代表作ではないし、売上がよかったタイトルでは無いような気がします。
売りは「究極の高音質CD」ですが、CDはCD。部外者がビジネスの話をする意味はありませんが、売れる見込みがあるから販売するんでしょうね。
CDは音楽をデータ化し、音楽配信は音楽的価値を下げたという評価がありますが、ここに来てパッケージ・ソフトの逆襲のようです。音楽産業もビジネスですから、売れなければ意味がないし、売上を伸ばすためにはどんな方法でも使わないといけないでしょう。昔から書籍やレコードにも普及版と限定豪華保存版がありましたけど、価格の高さが音質の価値評価とは違う次元に飛んで行ったしまった感じがしてしまいます。既発売のCDに較べれば音はいいのだと思いますけどね。解説では「カー・オーディオでマスター・クオリティが限りなく再現される高音質な世界を感じる事が可能」となるでしょうけど、それを実行する人や、車のCDプレイヤーに挿入する勇気がある人はいるのでしょうか?
評論家ではなく、買った人が聴いた音の感想を聞いてみたいですね。
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