辻井伸行さん、おめでとう! [クラシック]
辻井伸行さんの活躍は素晴らしいですね。その努力を想像すると、本当に頭が下がります。
いい機会なので聴いてみようと思い,調べてみるとラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」が入っていました。これは私が大好きな曲です。せめてこれだけでもと、iTunesでDLしてみました。
この曲は音数も少なく、技巧的には難しい部類には入らないものの,結構、個性が出易いものです。手持ちのCDが3枚あったので聴き較べてみましたが,辻井さんのは非常に繊細なタッチで、女性的でした。これまでの解釈とちょっと違う部分もあって、聴き甲斐のある一曲です。これが150円で瞬時に手に入るのですから、やはりインターネットというのは恐ろしいものです。
手持ちのCDは録音が古いもので、もちろんアナログ録音。較べてみると録音の質が全く違うことが明白です。単純な比較であれば,現在のデジタル録音の方が圧倒的にいい印象です。
iTunesではなくCDだとどれくらい違っているのでしょうか?
24bit/96kHzの高音質音楽配信が始まっていますが,もっともっとタイトルを増やして欲しいものです。中途半端なSHM-CDなどではなく、価格が高くなっても本当の高音質ソースを配信して欲しいですねぇ。The Beatlesの新しいCDが話題ですが,発売後に高音質配信を始めるという噂もあります。やはりCDはCD。これ以上CDに高音質を求めるのは限界です。
クリックだけで手に入る「亡き王女のためのパヴァーヌ」が150円。文句の付けようがありません。私の持っていたCD、もう聴く気にはなりません。
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