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Fleetwood Macのベースが好き [Fleetwood Mac]

Fleetwood Macというグループ、知っている人は多いと思いますが、ベスト1に上げる人はほとんどいない。私も大好きであるものの、ベスト1という訳ではありません。理由を考えてみると、絶対的な魅力にちょっと欠けるというか、カリスマ性が足りないというか、決定的な理由が弱いということでしょうか。
アメリカでのアルバムの売上は、今日現在で『RUMOURS』が1900万枚、全体では4850万枚を売上、24位に堂々とランクしています。前後はCELINE DIONが5000万枚で23位、NEIL DIAMOND同数で24位。この辺り、日本での評価とはズレがありそうですね。NEIL DIAMOND、誰? 知らない人も多そうです。

「Lapita」という雑誌がありますが、今月号に「録音秀逸なロックCDトップ30」という記事があって、またいつもと変わり映えのしない羅列かなぁと思いながら読んでみたんですが、なかなか意味深いランキングでした。かなり力を入れて選んだのではないかと思います。

その最後、30位にFleetwood Macの最新ベストが入っていて驚きました。初版は2002年に2枚組として出たのですが、2007年に1枚にまとめ直されて¥1500の限定廉価版として再発売されたものなのですが、埋もれがちなこんなベストにも注目しているのがランキングの意気込みを感じるのです。

ヴェリー・ベスト・オブ・フリートウッド・マック

ヴェリー・ベスト・オブ・フリートウッド・マック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M)
  • 発売日: 2007/10/10
  • メディア: CD



こちらが現在も発売中の2枚組。

ヴェリー・ベスト・オブ・フリートウッド・マック

ヴェリー・ベスト・オブ・フリートウッド・マック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2003/03/26
  • メディア: CD



確かにこの廉価版には、すぐに気づく絶対的な音の良さがありました。それまでのCDとは違っていることは明らかで、リマスターの効果がしっかり出てます。

特に、ベース、です。ベース!!! メンバーの中で名実共にいちばん地味なのがベースのJohn McVieですけど。

彼はALEMBIC(アレンビック)というメーカーのベースを弾いているのですが、そのメーカーの特徴である、「太く」「重く」「響く」、地を這う様なベースがこのベストCDでハッキリ聴き取れます。Fender製とは明らかに違う音なのです。それ以前のものだとメーカーが特定しにくい。こういう音に気づくのは、至上の喜び。このベースの音だけはヘッドフォンではなくスピーカーで聴かないと、と思うのです。耳で聴くのではなく、体で受け止める、というのかなぁ。特に「Dreams」を聴いて欲しい。

暫く私のベスト1はFleetwood Macといたします。

でもね、Fleetwood Macでいちばんいい音だと思うのはDVD-Audio『噂』です。2chも5.1chも数段階上の圧倒的な音をしています。

Rumours

Rumours

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 2001/06/04
  • メディア: DVD Audio


早、製造中止で、とんでもない金額に上がっているようですが、こんな「高音質」が消えて行くのはやるせない。
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